どちらを目指す?Webデザイナー・Webエンジニア

WebエンジニアとWebデザイナー、2つの職種の境界線は?

デザイナー?エンジニア?Web業界で働こう!

2つの職種の境界線?

2つの職種の境界線?

WebデザイナーとWebエンジニアはそれぞれ別の役割を持った職種です。しかし、その境界線がどこにあるのかについてはグレーな部分が多いことも事実です。アメリカでは、WebエンジニアだけでなくWebデザイナーの需要が高まっています。機能的な良さだけでなく、見た目の良さがWebサイトの人気につながっているという認識が強まっているからです。機能性からデザイン性へとシフトする傾向にあるIT業界において、WebデザイナーとWebエンジニアに求められていることにも変化が見られるようになっています。

海外で求められる水準とは

海外では、WebデザイナーとWebエンジニア両方のスキルをバランス良く持つ人を求める動きが加速しています。Webデザイナーなら自分でデザインしたWebサイトのコードぐらい書けて当然であるという声が、実績あるWebデザイナーからもあがってきています。
日本では、Webディレクターという肩書の人がWebデザイナーとWebエンジニアの業務を取り仕切っています。IT業界で仕事をしている日本人ならWebディレクターの存在に対するなじみがありますが、アメリカではWebディレクターという職種はそもそも存在していません。アメリカで活動するWebデザイナーとWebエンジニアは、双方が直接手を組んでプロジェクトに取り組んでいるのです。お互いがお互いの分野のことだけを考えていればいいのではなく、相互に理解を深めながらWebサイトを制作していくという認識で仕事をしなければなりません。

海外で求められる水準とは

日本で求められている水準とは

WebデザイナーとWebエンジニアの役割を分担することそのものを疑問視する声は日本にもあります。どちらかの分野の人の意向に偏ってWebサイトを制作してしまうと、どちらかの分野に偏ったアンバランスな印象のプロダクトになってしまう恐れがあるからです。だからこそ日本では調整役となるWebディレクターが存在しているのです。今後は、WebデザイナーとWebエンジニアがお互いのスキルについて勉強していくことが求められるようになるでしょう。コーディングスキルが求められているWebデザイナーの求人や、デザインスキルがあると喜ばれるWebエンジニア求人などが数多く出回っています。ひとつの分野のスペシャリストであることはどの職種であっても大切なことです。しかしこれからの時代は、もともとあるスキルに別の分野に関するプラスアルファのスキルが求められるようになっていくでしょう。WebデザイナーであってもWebエンジニアであっても、マルチに対応できる存在になることを念頭においた上でスキルアップしていくことが重要です。

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